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9月

06

2009

WordPress を安全に使い続ける方法

以下は、2009年9月5日に書かれた WordPress.org 公式ブログの記事、「How to Keep WordPress Secure」を訳したものです。本文内のリンク先はすべて英語ページです。

ほころびは早めに直せば後の手間がずいぶん省けます。私は縫い物は下手ですが、ブロガーに対してもあてはまるアドバイスだと思います。今すぐにアップグレードの作業をちょっと行うことで、後から色々と修正する労力がかなり省けます。

現在、修正パッチをあてられていない古いバージョンの WordPress に対するワーム(ウィルス)が広がり始めています。このワームは、過去の多くのものと同様に、巧みにできています。ユーザー登録を行い、パーマリンクを 使って評価されたコードを実行するセキュリティバグ(今年初旬に修正済み)により自身を管理者に設定します。さらに JavaScript を使って管理画面のユーザーページに自身のアカウントが表示されないようにしながら、まったく気づかれないよう静かに古い記事へ隠しスパムリンクやマル ウェアを埋め込んでいきます。

この方法自体は新しいものですが、戦略は前からあるものです。このワームの失敗点は、「クリーンアップ」の段階です。自身をうまく隠すことができて おらず、ブロガーはリンクが壊れていることに気づいてしまいます。これにより、詳しく調査を行うことになり、さらに拡大した被害に気づくことになります。 古いワームはサイトに落書きをしたりといった子供っぽいことをやっていましたが、この新しいタイプはひっそりとしており、目に見えません。そこで、(今回 のように)ワームがどこかで失敗した場合や、スパムやマルウェアの影響によりサイトが Google インデックスから外されたときにやっと気がつくことになります。

この話をしているのは皆さんを脅かすためではなく、このような事態は過去にも起こったことがあり、おそらく今後も起こるだろうというのを強調するためです。

ほころびは早めに直せば後での手間がずいぶん省けるのです。アップグレードは結構な手間の作業です。同時に、WordPress コミュニティは、ワンクリックアップグレードを通して出来るだけ簡単にアップグレードができるようにかなり努力してきました。一方、ハックされたブログを修正するのはかなり大変です。アップグレードは栄養ある食事を摂取するようなもので、ハッキングを修正するのは心臓切開手術のようなものです(労力のみでなくコストの面でも同様のことが言えます)。

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